一年戦争。

6月1日
オープン。
その日から、今日まで、本当に365日戦ってきた気がする。

最初は、ホテルの宿泊客もすくなく、朝食利用のお客様も少数でしたが
そのうち、一日約90人をもてなすことに
週末は、100人を超え
スタッフは多くて5人。
年末年始も出勤でのりきり、GWだってシルバーWだって
お盆だって
ホントに、寝ボけながら
時には、いらいらしながら
戦いぬいたと思う。

一人だって言いながら入ってきたのに、相席しまくってもういったい何人なんだか分からない、同じ会社の人たち、中国人たち
案内するから待ってっていっているのに、われ関せずで勝手にふるまう人たち
もう本当に、無法地帯。
拭いてない席に、座らないでください。


「人は案外、人の話を聞いてない」


うん。


お皿ごと、パンをトースターでやいちゃうお父さん
出張から帰ったら、奥さんに「パン焼いてくれてありがとう」と是非いってあげてください。


お皿どこ?
はしは?
フォークは?

お前の目は節穴か?


「人って案外、何にもみえてない」

うん、まず、見つける気がない。


和食がないのか?ってぶちぶちっ言ってたかたがたには朗報。
朝から、もうめいっぱい和食が食べられるようになりましたよーーーーー。
パンなんて、もう、焼かないのさ!

サラダを取る用のお皿で、ピラフを盛りたがらないくせに(お皿に一切の違いなし)
コーヒーカップに、ピラフを詰める人とか・・・・
ううーむ
自由だ。

どんなに、焼いても黄身まで火の通らない目玉やき
を、「すみません、よく焼きにはできなくて」ってお伝えしたら
ぼそっと
「なにその技術、NASAにでも売れば?」とか言われたことも

「お言葉ですが、NASAは、こんな技術とっくにもっているかと!?」

常連さんや、連泊で顔見知りになった方など
毎日、会うのが楽しみな人も
帰国のさいには、一緒に、写真とったりね。
アレルギーや、宗教で食べられないものにも、なんとか対応したり
してもらったり

ほんとに、たくさんのことがあって
思い出深くて
トイレをきれいに保つことが私のひとつのテーマだったんだけど
これからどうなるのかな。
テーブルの溝を、しっかりふいて油汚れを落とすのが、わたしのひそかな楽しみだったけど、みんなやってくれるかしら。
お客様に怒られたこともあった。
朝から、お互いに不機嫌になったり
こうやって、人に接するお仕事をしていると
丁寧に接してもらいたいのは、店員側のほうだ、とも思う。
私たちは、あなたたちから、何を言われてもいいロボットではないんだから。

ま、そんな話はおいておいて
たくさん遅刻もしたし
店長ともあんまし、うまくいってなかった(らしい)
わたしは、仲のいいつもり。
それでも
なくなるのは、ホントに、くやしい。
私たちのがんばりってどこに昇華されるんだろ?


次のステージへ。


動けば、そこに磁場がうまれる。
自分ひとりがいなくなっても、世の中回るもんだ
それを覚えておけば、よし。
自分は、次へ
ありのままの自分で
うそのない仕事をすればいい。

今日言われて、感動したこと
「ああいうタイプの人間は、ぜったい自分からは近寄ってこないかた、自分が近寄らないと」


そうね
やってみよう。
ほんとは嫌だけど(笑
私も、そろそろ、自分を変えたい。