ぽかぽか
窓際が暖かくて、横になったら背中が熱いほどで、
ライチになった気分で、昼寝した。
手足を横に伸ばして、あたしの背中、叩けば埃がでるかしら?
ぽんぽん
ライチはでたのよ、埃が。
最近頻繁にライチが夢に出てくる。
懐かしいような、ついこないだの様な
世間じゃさ、小型犬が大量死、大量遺棄のニュースが相次いで、
そういうのに、腹を立ててるわけじゃない。
怒りが無いわけじゃない、でも、いくらニュースになっても
ペットショップはなくならない。
そっちにこそ腹が立つ。
そういうニュースが流れても、きっと今日もペットショップには窓に張り付くお客さんがいるんだわ。
出会った命を大事にしてね。
もう買っちゃったならその子を。
もしコレからならば、里親会にいってみて。
ライチは、拾った子でも、雑種でも、世界にたった一匹のうちの子でした。
もしもう一度犬を飼うなら、やっぱり雑種がいい。
色は茶色がいい。
しっぽは、丸くなってればいい。
なんて思えるほどに良い子でした。
同じ命は無いけれど、新しく出会う命を大事にしたい。