2011-04-16 啄木の 路傍に犬ながながと欠伸しぬ われも真似しぬ うらやましさに 日常はかくも平凡に輝いていた。 日常の大切なんかをさ よく語る人がいるんだけどさ。 あたしは知ってるんだ、その人がどんなにか非日常を愛しているのかって。 だから今、現実離れした現実の中で 日常の大切さをさも愛おしそうに語ってみせてるんだって。 あたしは知ってるんだ。 その人が、日常の世界には戻って来ない人だって。 大丈夫? 疲れてても、戦うことをやめない ただの馬鹿。 あたしの欠伸をうらやんでいろ。